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ハッとする歯の話
「虫歯菌をなくす」
　前回、予防歯科の「３DS」法について診療の流れを述べました。
　今回は前号で述べた１と２の口腔内検査とトレーについて詳しく説明したいと思います。まず口腔内検査ですがこれは皆様にお口の中の状態を見える形で知ってもらうために行います。検査はいたって簡単で、問診（１日の飲食回数やフッ素の使用状況について）と口腔内診査（プラークの量や虫歯の数）と唾液を採取することにより唾液のpHを測定して終了です。（pHは値が低い程虫歯になり易い）そしてこの検査データと採取した唾液を検査会社に依頼して個々人のミュータンス菌の数やカリエスリスクを調べて結果を皆様にお渡しします。そこでカリエスリスクが高いと判定された方には「3DS」をおすすめしています。（但、検査は実費のみ頂いております。）
次に前号でふれたトレーですがこれは特殊なフィルムでできており熱処理を加えることで皆様の歯型に合うように作られます。このトレーは後に除菌液やフッ素ジェルを入れ口腔内で薬剤を漏れることなく効果的に作用させるためのものです（写真）。
また、前号で図１が「バイオフィルム」と書かれていますが文章中に述べております「個人トレー」の事ですので訂正させていただきます。（担当・西島）

腰痛なんてふっとばせ！-----健康・睡眠アドバイザー　上野　雅史
●正しい姿勢で寝てますか？
　慢性の腰痛に悩んでいる方が少なくないのは何故でしょうか？「もう年だから…」「職業病で…」といった理由で、しょうがないなんて思い込んでいませんか？
　実は腰痛の大きな原因の一つに『寝姿勢』があるのです。普段の生活に少し気を配り『寝姿勢』を正す事で腰痛を和らげたり防ぐことができます。人生の３分の１を占める睡眠時間。正しい『寝姿勢』を学んで腰痛とサヨナラしましょう。
●正しい『寝姿勢』とは？
　寝ている間は背骨を支えていた筋肉が緩むため、寝具によっては『寝姿勢』が不自然になり背骨や腰に大きな負担がかかり、周辺の筋肉が疲労して、腰痛の原因になります。
　正しい『寝姿勢』とは首に負担をかけず背骨が緩やかなS字を描いている姿勢です。そのために適切な「まくら」や「敷ふとん」がとても重要な役目を果たします。

●腰痛防止と安眠を手に入れる！
　最良の「敷ふとん」とは骨を支えられるくらいの硬さで、表面は筋肉と同じくらいの柔らかさのものです。適切な「まくら」や「敷ふとん」は身体全体が安心して休息できるので腰痛を防ぐ事はもちろん快適な睡眠が得られるのです。