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特集記事

Vol.238 -- 2020 年 02 月号

タイトル
　昨年秋のジャパンオープン。錦織圭選手が右ひじのけがのため欠場となりましたが、ダニエル太郎選手と内山靖崇選手が、共に初のベスト８に進出しました。大会史上初となる日本人選手2人がベスト8に残る快挙となりました。また大坂なおみ選手が全米オープンに続く四大大会制覇を達成したのも記憶に新しいところです。
　今回ご紹介する「栗ケ沢・和名ケ谷ショートテニス」は、1996年に結成されました。元気いっぱい練習する彼らは、「目指せ錦織、君は大坂なおみにもなれるよ！」をキャッチフレーズに、テニスを楽しんでいます。
　ショートテニスは、テニスボールよりもやや大きめなスポンジボールと軽いラケットに、通常のテニスコートよりも小さな、バドミントンコートを利用して行うスポーツで、本格的なテニスに進むための近道にもなるスポーツです。
　普段は学年やレベルで5つのクラスに分けてレッスンします。レッスン時間前半は、体操とウォーミングアップ（ダッシュ・ドッジボールなど）をしたら、クラスに分かれて基本のショット練習を行います。後半は、ゲーム形式を取り入れ、感覚を養っています。
　年末にはお楽しみ会として、レッスン形式ではなく、クラスを超えて一緒に、リレーやラケット的当てなど、テニス以外のゲームで盛り上がります。
　卒業していった子供たちが遊びに来て、近況を教えてくれたり、一緒にレッスンに入り、教えてくれる立場になってくれる事もあるそうです。
　また同チームでは、「体育館に来た時や帰る時、ゲーム形式で相手にお願いする時に必ず挨拶をすること」「用具ラケット・ボール・ネットなどは皆んなが使う物なので大切にすること」「コーチの話を聞く時は、ラケットを胸の前で抱えること（振り回すと危ないため）」以上の3つを子ども達に守ってもらう事を心がけているそうです。
　「おとなしくて、なかなか自分からは発言等しなかった子が、子どもの方から我々に学校での出来事を話してくれるようになったり、学年が上がるにつれて、練習や試合に対しても、ただやらされるのではなく、考えて行うようになっていきます」と子ども達も成長し、保護者の評判も上々です。
　コーチにテニスをするために一番大切なことを聞くと「スポーツマンシップ」とのこと。「テニスは、もちろん勝ち負けがあるので、相手の取れない場所へボールをコントロールして打ったり、相手にミスをさせるスポーツですが、相手がいなければ出来ない競技です。ですから、その部分をキチンと理解させ、相手に敬意を表し、スポーツマンらしいプレイをしてもらえるよう、指導しています」と話してくれました。
　見学・体験は随時行っているので、お友達と楽しく身体を動かしたいお子さんや、興味のある方はぜひ見学してみては？

集合写真

Team Data
■ 部員人数栗小男子5人・女子5人（幼児4、1年1、3年1、4年3、6年1）和小男子8人・女子16人（幼児2、1年4、2年4、4年9、5年4、6年1）
■ チーム発足年 1996年
■ 練習場所栗が沢小学校体育館・和名ヶ谷小学校体育館
■ 練習日時毎月第2、4土曜日(学校行事に準ずる) 栗小10時〜11時10分和小13時〜14時10分・14時20分〜15時30分

見学・体験はいつでも歓迎です。是非お問い合わせください。
●入会料・月会費…各期（4ヶ月単位）一括払いで、レッスン日数×500円年間500円で保険に加入しています。
●連絡先…栗小・和小とも short.tennis.matsudo@gmail.com
●H 　P…http://www.short-tennis.com/

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