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特集記事

Vol.280 -- 2023 年 08 月号

徳川文武の「太平洋から見える日本」 徳川文武

第百七一回 台湾人黄さん夫婦の来日

 黄さんと私は米国カリフォルニアのシリコンバレイで同じ電話会社で働いていたが、黄(ジョン)さんは七年前に、二度目の奥さんと一緒に日本にやって来た。今回、黄さんはその二年後に出会って結婚した三回目の奥さんを連れて東京を訪れた。彼には一回目の結婚で生まれた息子と娘が一人ずつおり、この息子は三人娘と奥さんを連れて米国のユタ州から羽田経由で渋谷のセルリアンホテルに宿泊した。黄さん夫婦はずっと母国台湾で過ごしているが、息子家族が今回東京に滞在する理由は、豊洲にある「チームラボプラネッツTOKYO」の映像音響の仮想演出を家族で楽しむことだと言う。

 黄さん夫婦は台湾から羽田へ到着する夜は羽田空港のホテル、六月十八日には渋谷にあるJR東日本ホテルメッツ渋谷に移ることになっていた。二子玉川付近に住む私としては、十九日午前中にJR東日本山手線渋谷駅の新南口改札に接している「このホテルの入口広場」で黄さん夫婦と落合うことになった。ここ三、四年、渋谷駅周辺は大規模な地域再開発で地下から地上と街が様変わりして、外国人には場所が分かりにくい。あまり広くないホテルメッツ渋谷の待合広場は外国人観光客が出入りして混雑し、黄さん夫婦が待っていた。彼女(ダイアン)はものすごく若く可愛くて元気一杯で障害者の介護をする団体で働いていると言う。黄さんは最近足腰が弱くなったと言って携帯用の杖を持っていた。

 黄さん夫婦の今回の日本滞在は約一週間六月二十三日までなので、本日十九日。黄さんは、はじめは箱根や富士山へ行きたいと言っていたが、メトロ銀座線で浅草へ行くことになった。その前に奥さんが寿司を食べたいと言うので、ホテルの近くの明治通りにある回転寿司へ入った。寿司の注文で、奥さんは「生の魚介類」は食べないと言うので、「アナゴ、ウナギ、卵焼き」などを注文した。私は「しめ鯖」を連発した。それから銀座線で終点の浅草で降り、足が重い黄さんのために階段がない経路で地上に上がり、浅草寺の雷門まで仲見世通りを歩いた。天気が良いこともあり、外国人の観光客で一杯だった。まず雷門の下で黄さん夫婦の記念写真を撮る。そのあと本堂までの石段を上がると、隅田川からの爽やかな風が一気に吹き抜ける。

 浅草寺を後にして隅田川を渡り、東側にあるスカイツリー近くで冷房が効いたハイアットラウンジに入った。入口で喫茶コーナー利用料一時間千円を払い、三人でアイスクリームや飲み物を思い切り楽しんだ。このラウンジはビジネスコーナーにもなっており、遠隔事務をしている人も大勢いた。成田空港と羽田空港との中間にあるので、利用価値が高いと思われる。さて我々は、今度は半蔵門線押上から渋谷に戻り、ホテルメッツ渋谷の近くで日本料理のどんぶりものを注文して一日の行動を終了した。二十二日には黄さんはカナダの学生時代の日本人の友人を訪ねて横浜の中華街で昼食をする予定だと言う。それには東急東横線とみなとみらい線を利用すれば便利だ。カナダは、米国に比べれば容易に移民を受け入れる国柄だし生活費も安い。

 二十三日はメトロ千代田線で渋谷から松戸へ行き、我が生地の戸定邸を黄さん夫婦に案内し、昼食には割烹冨吉で天ぷら定食を食べ、そのあと北小金にある日蓮宗本土寺の菖蒲と紫陽花を愛でることになった。我々一行は駅からタクシーで本土寺へ向かった。黄さんと私は年寄り料金一人三百円、黄さんの奥さんは大人料金五百円で入った。菖蒲は既に盛りを過ぎていたが、あちこちに鮮やかな紫色の花が残り咲きしていた。紫陽花は雨水不足で大分色が褪せていたが、結構多くの入園者で賑わっていた。今回の鉄道旅行は平日でもあり、往復とも座席が確保できたのは運が良かった。渋谷に戻り、私は黄さん夫婦を「つばめグリル」へ案内した。ここの売りはハンバーグステーキだが、黄さんは鮭のステーキを注文した。近頃の黄さんの生活について訪ねると、彼は幼い頃の学友と年に数回海外旅行するのだと言う。黄さんの家には三匹の猫がいて、壁に沿って作られたそれぞれの寝床を専用しているのだそうだ。

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